AI時代の思考方法を考える

現在AI社会にて、AIにはできない発想法を考えてみる

Googleのお客さんは誰?

Who is Google’s Customer?

以前、講演会にて「Googleのカスタマーは一体誰なんですか?」という質問がでたことがあります。 Googleは、消費者に体験というサービスを提供します。「サービス」とは、目に見えず、所有権も移動せ ず、その感動は後から湧いてくるというもの。グーグルはこれを体験という形態で提供しているわけです。

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Googleを支える組織は、資金提供者(Revenue Creator)と、コンテンツ提供者(Contents Creator)でしょう。ユニークなのは、サービスを提供された消費者や企業が、その体験を元にGoogleのバックヤードに回り、資金とコンテンツを提供する 供給者(供給企業)になるということです。円卓のようなモデルをGoogle ビジネスモデルとして考えてみました。

 

想起記号(Reminder Symbol)

この円卓の形状を「中心」「内周」「外周」と分類してみると、外周は「部品」、内周は「組み立て」、中心は「流通」といったような形態としてみることもできます。このように「モノつくり」「コトつくり」の仕組みを構築し、コミュニティーを意識することによって類似したビジネスモデルとして活用することができることでしょう。

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想起記号は「火山」。火山が噴火して新たな大地を創り出すさまとして見立ててもいいかと思います。

 

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